信貴山 初寅法要、寅の刻参り

寅年生まれの私は、寅年2回り前の24年前に、母の勧めで信貴山縁起絵巻で有名な信貴山へ、寅の年、寅の日、そして寅の刻が重なる三寅参りに初めて詣でました。三寅参りをすれば三寅の福が授けられると言う。以来寅年12年毎には欠かさずこの三寅参りに出かけています。

伝承では、寅の年、寅の日、寅の刻に四天王の一である毘沙門天が聖徳太子の前に現れ、その加護によって物部氏に勝利したことから、594年(推古2年)に毘沙門天を祀る寺院を創建し、「信ずべき貴ぶべき山(信貴山)」と名付けたとする。また寺の至る所に虎の張り子が置かれているのは、その逸話に由来している。その後、902年(延喜2年)に醍醐天皇が、「朝廟安穏・守護国土・子孫長久」の祈願寺としたことから、「朝護孫子寺」の勅号を賜った。

毘沙門天王が戦勝祈願している聖徳太子の前に御出現された時刻が
、寅の年・寅の日・寅の刻といわれ、以来、信貴山では、毎月寅の日を御縁日と定めている。更に12年に一度の寅年には、勝縁の年として、盛大に法会を厳修している。

平成22年はその寅年に当たり、折しも平城遷都1300年祭の年と重なり、信貴山では、「四神・白虎」をキーワードとし、1300年祭のオープニングを飾ると言う。

先ずは入山交通規制を抜けて、狭い山道に連なる対向車との隙間を擦り抜けて、指定の駐車場に車を停めて、出店の筋を歩いて朱色の開運橋を渡るとそこは参道の入り口であった。
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やっと今夜の宿坊である玉蔵院の並びにある受付をする浴油堂にたどり着く!
尚、浴油堂は秘仏「双身毘沙門天」が祭られていて、普段は秘仏ご本尊であるがため信者であっても
出入りは出来ないと言う。
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そして寅の刻参りの次第を知る!
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by settsuno-kami | 2010-01-09 12:18 | 今日の発見
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